〔お施主様のご要望〕
既存の引戸の動きがかなり悪く、外観もいまひとつ・・・
〔施工前外観〕
木製の鴨居にアルミ引戸が取り付けてあり、下枠はレールがモルタル仕上げとなって段差が10cm程度ありました。
ランマは、引戸と同様の納まりでした。
端部の引戸は完全に動かなくなっておりました。
〔施工前内観〕
錠はクレセント仕様でしたので防犯性もかなり悪い状況でした。
お施主様とお打合せをさせて頂き、引戸とランマを入替えする方向になりました。
〔施工中〕
工程は、①既存引戸とランマサッシを取外し
②既存の下枠モルタル段差部を取り壊し
③新設引戸下枠を、既存土間部へ溶接固定し(その他はビスにて固定)
④ランマ部新設サッシをビスにて固定し
⑤新しい引戸を吊り込んで調整
⑥新設下枠部をモルタルにて仕上げをする
流れで進ませて頂きました。
画像は既存の下枠モルタル段差を取り壊した際の写真です。
〔施工中〕
下枠の裏側にはモルタルを注入して、より強度が出る様にしました。
さらに、溶接固定用の鉄筋棒も取付しております。
元大相撲力士のKONISHIKIさんに踏まれても、曲がることはありません!
画像をご覧下さい。
〔施工中〕
溶接には、画像のウェルダーと呼ばれる溶接機が必要となります。
〔施工中〕
残念ながら溶接作業風景は、タイミングが合わず撮れませんでしたので次回の物件にて!!
画像は、下枠部をモルタルにて仕上げているところです。
10cmほどあった段差も、2cm程度におさめることが出来ました!
〔施工後外観〕
引戸:れん樹シリーズ『中太桟格子柄』の商品を取付させて頂きました。
ランマ:フレミングJシリーズのFIX(はめころし窓)を取付させて頂きました。
玄関の見栄えもかなり良くなり、下枠部の段差も低くなり、防犯性も向上しましたのでお施主様にも喜んで頂き大変うれしい限りです!!
〔施工後内観〕
撮影している私も気持ちがすがすがしくなるくらいに見栄えが良くなりました!
工期は1日半にて全ての作業を完了することが出来ました。
お施主様が一番ご心配されていたのが『引戸が1日目で吊り込めないでブルーシート養生となり、寒くて防犯性も悪くなること』でしたが、2日目の工事内容は、内部サッシまわりへの木製額縁取付だけでしたので、お施主様への配慮も出来て大成功な工事になった様に思います。