〔お客様のご要望〕
アルミ両開きドアの扉の下部がスっている&ドアの閉まるスピードが早すぎるので修理して欲しい
〔症状と原因〕
症状①:ドアの下部が土間にスっていた→原因:建物の老朽化によるゆがみ
症状②:ドアの開閉スピードを調整するフロアヒンジの調整が不能となっていた→原因:雨水による腐食
〔対応〕
調整の範囲を超えていたので、扉本体のみを交換する方向でお打合せ(扉の吊り方法を既存のフロアヒンジ仕様から丁番仕様へ変更として)
画像がフロアヒンジのユニットです(画像は扉の吊り元を上から下に向かって撮影しております)
このユニットにより扉が吊られています
また、閉まる際のスピード調整の機能も備わっています
但し、雨風が激しい環境で長年使用されていると今回のケースの様に『錆による故障』が発生しやすくなります
発生してしまうとユニットの交換をするしか方法がありません・・・
画像は施工後の扉の吊り元の下部です
フロアヒンジ本体を取り除き、モルタルにて仕上げました
画像は丁番仕様に変更となった扉の吊り元です
画像は入替え後の全景です
昔のブロンズ色は廃色の為、少し濃い目のブラウンで入替えさせていただきました
お客様からは極力コストを抑えて欲しいとお願いされていましたので、再利用できる部品は使わせていだたきました
押棒(把手)・ロックを再利用しました。ガラスは寸法が合わず新規となりましたが・・・
扉の閉まるスピード調整をする為、扉の内部側にドアクローザーを取り付けしました
内側に取り付けしたので、雨風による錆を心配する必要もありません!!