♩♬もうすぐひな祭り♬♪
ニュース 2024年02月26日ひな祭りの雑学
今年はほとんど雪が降らずもう春が来そうですね。
節分が終わったと思ったら、あっという間にひな祭りです!
今回は、ひな祭りの雑学について色々話していきたいと思います!
【ひな祭りの起源・由来】
ひな祭りの起源はかなり古く、平安時代だと考えられています。上巳(じょうし)と呼ばれる『端午』や『七夕』などの五節句(ごせちく)の一つでした。起源は、災厄を払う為に中国で行われていた行事だと言われています。
五節句は季節の変わり目であり、古くから季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられてきました。そのため上巳の節句では、川に身を浸し、邪気を払う習慣が生まれたのです。その風習が日本に入ってきた際、紙で作った人形を川に流して邪気払いをしたことが、ひな人形のルーツです。
時代が進むにつれて技術が上がり、紙の人形は川に流す流し雛から現在の華やかなひな人形へと形を変えていきました。それと同時に、貴族の間で流行っていたおままごと遊びと合わさり、江戸時代以降に現在の飾るひな人形になっていったと言われています。
【桃の節句と呼ばれる理由】
桃の節句という言葉は、上巳の節句で行われていた厄払いに、桃の花が使われていたことが由来です。その伝統が引き継がれ、桃の節句と呼ばれるようになりました。
また、中国では、桃の花には長寿や魔除けの力があると考えられています。桃の葉をお風呂の中に入れたり、桃の花のお酒を飲んだりすることで厄払いをしていたそうです。
さらに、上巳の節句の時期は、桃の花が咲く季節なので、桃の花を飾るようになったとも言われています。
【ひな祭りの食べ物と意味】
・ハマグリ(お吸い物)
ハマグリには、「将来、良縁に恵まれますように」という願いが込められています。ハマグリの貝殻は、ぴったりと対になってくっついていることから良縁に恵まれることを願い、ハマグリの潮汁が出されるようになりました。
・ひし餅
赤・白・緑の3色から成すひし餅には、以下の意味が込められています。
赤:桃の花/白:子孫繁栄/緑(ヨモギ):邪を払う
以上がひし餅の基本形です。
・ひなあられ
ひなあられは、ひし餅を砕いて持ち運びしやすい形にしたお菓子です。そのため、ひし餅と同じく厄除けの意味を持ちます。
・ちらし寿司
ひな祭りの定番料理であるちらし寿司の具材には以下の意味が込められています。
海老:腰が曲がるまで丈夫に長生きする/豆:マメで健康に働く/蓮:蓮根に開いた穴のように、この先が見通せる
このような意味がありますが、ひな祭りにちらし寿司を食べる理由については、明確な理由や由来はないみたいです。
ひな祭りの雑学についてお話してきました。
そんなひな祭りですが、マドレーヌちゃんとげんのすけ君もひな祭りVerになりました!
お近くを通りの際は、是非見てください!!